こころ
こころについて書いてきたものをまとめました。平易な言葉で、根拠になった研究も名前で挙げています。
スクリーンタイムは、測る相手を間違えている
あの数字が分を数えているのは、分だけが OS に見えるからです。海外の親とのビデオ通話の4時間と、底のないフィードの4時間は同じではなく、カウンターはその区別をつけられません。代わりに働く二つの問いと、画面と心の健康についての証拠がどこまで来ているか。
記事を読む →しんどい一年が終わって、何も感じない
麻痺はたいてい感情の不在ではなく、感情が多すぎたあとに来る保護です。負荷のかかった系は痛い側だけを下げられないので、いい側も一緒に落ちます。平静と麻痺の見分け方、その設定の代価、そして回復が感情より先に身体から始まる理由。
記事を読む →ストレスのうち、技法が届かない部分
呼吸、マインドフルネス、運動には測れる効果があります。そしてその効果は、ストレスを作っている三つのうち二つにしか落ちません。三つめが数字を押し上げている人にとって、技法を増やすことは、下げるべき量への耐性を上げることです。
記事を読む →「お腹が空くとイライラする」は本当なのか
この言い方は三つの別の主張を束ねていて、三つの証拠の強さは同じではありません。日常を追った研究が実際に見つけたもの、血糖という説明がいちばん弱い理由、そして昼休みが制度で守られている国で、食事の時間だけが守られていないという段差について。
記事を読む →「はい」が出るまでの半秒に、何が起きているのか
断れるようになるという助言が効かないのは、向けている時刻が違うからです。会話は200ミリ秒で進み、熟慮はその速さで走りません。できるのは言い方を変えることではなく、決定の時刻を動かすことです。
記事を読む →基準を下げても、凡庸な人間にはならない
完璧主義を手放せないのは、基準と苦しさが同じ一つのものだと思っているからです。四十年の測定はそれが分けられると言っていて、しかも手放したくない側のほうは、損害を出している側ではありません。
記事を読む →大部屋オフィスで刺激が多すぎると感じるとき
超過は弱さではなく収支です。どれだけ入ってきて、どこで天井に着いて、どれだけ戻ってきたか。開放型オフィスがこの話の中心に来るのは、入力を上げることと回復を取り上げることを同時にやる唯一の項目だからです。
記事を読む →仕事は回っているのに、ずっとしんどい
このパターンは給料と昇進と高評価を受け取っているので、止まる合図がどこにもありません。十年続いて悪い日が一日もなかった問題に何が起きているのか、年一回のストレスチェックがどこで止まるのか、そして生産性より先に落ちるものはどれか。
記事を読む →怒りの問題なのか、ただ容量が切れているのか
「キレやすくなった」は人格の話として検索され、答えはたいてい容量の話です。睡眠・痛み・空腹・カフェイン・薬が閾値を下げる経路、我慢するほうが健康だという誤解、「出してしまえば楽になる」が効かないこと、そして日本でどこに行くか。
記事を読む →疲れきっているのに、どうして寝ないのか
同じ零時半に着く道が四本あり、効くものがそれぞれ違います。睡眠衛生の助言が届くのはそのうち一本だけで、残りの三本には届きません。助言が効かなかった理由のほとんどはそこにあります。
記事を読む →不眠症の認知行動療法では、実際に何をするのか
四回から八回の面談、手書きの睡眠日誌、そして「眠りたい長さ」ではなく「実際に眠れている長さ」から計算される床上時間。週ごとに何が起きるのか、なぜ二週目が一番つらいのか、そして最初の一手にしてはいけない四つの状況。
記事を読む →あれはパニック発作だったのか、それとも別のものか
死ぬと思った十分間のあとで読むもの。先に何を除外するのかとその順番が正しい理由、発作が自分で頂点に達して下がる機構、同じ感覚を出す別のもの、過換気に「深呼吸」が逆である理由、そして日本でどの科に行くのか。
記事を読む →「異常なし」の安心が持たない理由
きれいな検査結果はちゃんと効いて、そのあと抜けていきます。安心がどれだけ持つのかを追いかけた研究、受診を繰り返すことと避けることが同じループである理由、そして門番のいない日本の受診制度がこのループをどんな形にするか。
記事を読む →八時間寝たのに疲れが取れない。原因は四つあって、どれも時間ではない
八時間眠って回復していないのは、八時間が足りなかったという話ではありません。時間が変数ではないという発見です。疲れと呼ばれているものは四つあり、必要な対処は正反対で、ほとんどの人が同じ一つに賭けて一年を失います。
記事を読む →なぜ毎晩3時に目が覚めるのか。中途覚醒の四つの原因
夜に一度か二度浮上するのは正常な睡眠構造で、病気ではありません。分かれ目は、目が覚めたあと戻れるかどうかと、翌日に代償があるかどうか。原因は四つあり、互いにほとんど共通点がありません。
記事を読む →不眠症なのか、ただの夜型なのか
眠りたいのに眠れないのと、その時刻にまだ眠くないのは別の問題です。日本語にそろっている入眠障害・中途覚醒・早朝覚醒という三つの語で仕分ける方法、定義から落ちやすい「翌日の代償」、そして二つの治療の向きが正反対である理由。
記事を読む →なぜ会話を何度も思い返してしまうのか。そのループには主語がある
会話は何時間も前に終わっているのに、頭の中ではまだ続いている。反芻とは何か、35件の研究が見つけたこと、なぜループの主語はたいてい人なのか、そして自分のループの読み方。
記事を読む →なぜ喧嘩のとき黙ってしまうのか。同じに見える三つの沈黙
言い争いの途中で言葉が出なくなるのは、無関心でもなければ、いつも「だんまり」でもありません。フリーズ反応とは何か、洪水状態が会話に何をするか、74件の研究が見つけた型、そして固まった瞬間を終わらせる一文。
記事を読む →既読がついたまま返信が来ないと、なぜ落ち着かないのか
三時間の沈黙のあいだに、結末の下書きができあがっている。愛着不安が返ってこないメッセージに何をするのか、二人組のやりとりを調べた研究が示したこと、そしてなぜ携帯を確認することが、いま訊いている問いに対して間違った器具なのか。
記事を読む →喧嘩のあと眠れないのはなぜか。一晩に何が起きているか
体は終わっているのに、頭はまだあの会話を回しています。関係の対立が睡眠に何をするのか研究が言っていること、なぜ人を起こしておくのは「しなかったほうの喧嘩」なのか、そして自分の型の読み方。
記事を読む →断れないのはなぜか。迎合という四番目のストレス反応
本当は嫌なのに「いいですよ」が先に出る。迎合とは何か、その言葉はどこから来たのか、研究が支持していることといないこと、そして自分の中で優しさと迎合をどう見分けるか。
記事を読む →夜型の人が、朝型の時間割で払っているもの
朝型か夜型かは半分が遺伝で、年齢とともに決まった曲線を描きます。日本の日勤労働者で測られた社会的時差ぼけ、フレックスタイム制がある企業が7.2%という現実、そして時計の違う二人が何を取り違えるか。
記事を読む →燃え尽きているのか、関係のほうが限界なのか
燃え尽きは職場で定義され、実際には家で起きています。42か国調査で日本だけ数字が低く出る理由、家事分担のデータ、そしてどちらの口座が空なのかの読み方。
記事を読む →死の逆説――死は「生きること」を極める最高の触媒になるのか
臨死体験(NDE)は、単なる生理現象を超えて、人格そのものを変容させる深い触媒となります。NDEを経験した人たちが、物質主義から利他主義へと大きく変わっていく様子をご紹介します。トラウマを経ずに同じような自我の溶解状態に近づく方法を学び、日常のなかで心の平穏と生きる喜びを取り戻していきましょう。
記事を読む →2026年、なぜみんな「省電力モード」に切り替えているのか?
最近、メッセージの返信が億劫だったり、ディナーパーティーで無理に世間話をする気力がないと感じているなら、おめでとうございます。あなたはおそらく**「メンタル省電力モード」**に入っています。
記事を読む →「脱中心化」を実践するとき、その観察者を見ているのは誰か?
**「脱中心化(Decentering)」**を使って過去のトラウマを振り返るとき、ひとつの重要な問いが浮かび上がってきます。
記事を読む →ポモドーロが効かない私に合う、ADHDフレンドリーな3つの代替法
「生産性グル」たちの世界では、**ポモドーロ・テクニック**がまるで聖杯のように扱われています。25分集中して5分休憩——シンプルで効率的、しかも完璧だと言われています。
記事を読む →あなたは臨死体験をしたことがありますか?
何年か前、昔の同級生が自分自身の死との遭遇について私に話してくれました。
記事を読む →電話恐怖症って、まだ抱えている人いますか?テキストなら何時間でもできるのに、電話が鳴った瞬間パニックになるんです
ついさっき、デスクの上の電話が何の前触れもなく激しく振動しはじめました。😵💫😵💫 😵💫 その一瞬、心臓がドキッと跳ねて、呼吸が苦しくなりました。本当に馬鹿げていますよね。😣 😣 😣 何時間でも
記事を読む →告白 | 私の最も深い恐怖について語ります。私のMBTIタイプ、当ててみてもらえますか?
最近、同じ場所に長くとどまっていると、完全な空虚としか言いようのない自己省察の状態に陥ってしまいます。
記事を読む →「記憶の配当」とは一体何なのか?
数日前、アシスタントにシェンゲンビザの申請を手伝ってもらっていたとき、ふと古いパスポートをめくりたくなりました。
記事を読む →心を静める方法🧠
最近、頭の中がずっと途切れないノイズでいっぱいなんです。ホワイトノイズのような感じで、目を閉じると、テレビの砂嵐みたいな模様がぼんやり見える気がします。
記事を読む →ADHD:「フェラーリの脳」を乗りこなす方法(ハロウェル博士に学ぶセルフヘルプガイド)
私たちの多くは、これまでずっと「注意欠陥」があると言われてきました。でも実際のところ、問題は注意力が足りないことではありません。むしろ注意力が多すぎて、それがどこに向かうのかをうまく制御できないのです。
記事を読む →